演劇ハイキューについて

先日演劇ハイキュー、ハイステの最新公演を見にいきました。

この公演で烏野(主役校)のキャストが全員卒業になるので私は今回できるだけ何度か頑張って行こうと思ってます。

これ書いてるのは布教しようとかじゃなくてね。なんか今日、前から行こうとしてた家族で出かける予定が全然合わなくて、私がダメな日は全部ハイステだったから家族に「また??1回でいいじゃん」みたいな反応されて、キャスト卒業しちゃうんだよ、と訴えても同じでなんかめちゃくちゃ悔しかったから謎にブログ開設しました。(笑)

うちの家族にオタクはいないし理解ないのはしょうがない、で終わる話なんだけど、

なんか昨日ハイステ見て精神が死んでるから余計に悲しくて悔しくて、、

なんで私がこんな必死になって同じ公演見に行くか、卒業だけじゃ説明にならんのか?!と思った。安室ちゃんの引退と同じようなことなのに!!

で、たぶん家族以外でもこいつハイキューハイキューうるせえなと思ってる人いそうだなと思って、

読めとはいわんけど卒業公演だしなんとなくハイステに何を思ってるか、思ってたか書こうかなと思った次第です。記録として。

誰も読んでないかもしれないけど、もし読んでたら適当に読んでください。

まず、私が最初ハイステを見たのが初演のライブビューイング。2015年12月。

その時はただの原作ファンで推しの田中龍之介の完成度が高い噂を聞いて初めて興味わいたくらい、特に舞台に興味はありませんでした。

でもそのちょっと見よっかな、の興味が人生を狂わせた。(笑)

大好きなキャラが舞台上に常に自由奔放に動いて喋って、

バレーボールのお話なのに自然と音楽とダンスとプロジェクションマッピングが噛み合ってて、

舞台とか生のお芝居なんて見たこともなくて何にもわかんなかったけど、とにかくすっっごいものを見た!!!!これはすごい!!!って感情だけが残りました。

本編が終わってカーテンコールになると、キャラクターたちが一気に知らない俳優になって、時には泣きながら挨拶してる人もいて。

キャスト同士が笑いあってわいわいコメントをしていって、最後は座長の須賀健太くんがしっかり締めの挨拶をしてくれて。

キャストの挨拶聞いて初めて、こんなに色んな気持ちを持って私の大好きなハイキューを作ってくれてたんだな〜と知りました。

私はそれまで俳優にまっったく興味なかったです。今はそんなこと微塵も思ってないから言うけど、俳優って生まれ持った顔で稼いでると多少ながら思ってました。

当たり前だけど私たちが見てるお芝居って常に完成されたもので、基本的にそれまでの過程や作られ方なんてわからない。

だから以前の私のようにバカだと、美男美女がスッと楽に演技ができてお金をもらえてるように見えたのかなと思います。まじでバカだな。

バカっていうかそれくらい興味なかったです。

だからシンプルにびっくりしました。漫画原作なのに偏見も持たず、私の大好きなお話をこんなに頑張って演じてくれてる!と思って。

ハイステのおかげで俳優はイケメンなだけではないことがわかりました。(笑)

俳優関連でいくと、前これも家族に言われてクソほど悔しかったことがあります。

確か須賀健太くんのことなんだけど、私がめちゃくちゃ賞賛してたら、

でも性格なんてわかんないじゃん?

性格悪いかもよ?

みたいなこと言われて。

わかるわバーーーーーーカ!!!!!!

いやもう見てればわかるんだ、須賀くんが人格者で素晴らしい俳優なことくらい!!

何も見てない人が言うなと思いました。

人となりくらいは、SNS、作品にかんしての記事とか配信、パンフ、円盤のバクステ、ほかの俳優の発言とかわかる場所腐る程あるからなと。

何より演技見たらわかるじゃんか、適当にやってんじゃないことくらい、、

悔しい話はやめます。。

で、ハイステ初演を初めて見終えてすぐ再演が決定して、絶対行こう!!!!!!と決めて、行きました。

そんで再演観劇後しばらくして、なぜか今の推しに落ちてました。(笑)

最初ライビュ見に行った時は全然知らなかったけど、漫画アニメと舞台って同じようで全然違う世界でした。

ここまで初めてのライビュから4ヶ月ほど、俳優にも舞台にも興味無かった人がこうなるんだなと思い知った数ヶ月でした。。

めちゃくちゃガラッッと変わりました。

その後留学があったことで間の2公演、烏野復活!と勝者と敗者は見られず、フランスで日々悔し涙を流しました。マジで。

そんで帰国後進化の夏、はじまりの巨人と公演が続いて、今に至ります。

ハイステ見ててやっぱり思うのは、須賀くんが本当にすごいってことです。

たぶん彼が座長で日向やってなかったら私こんなことになってないと思う。

須賀くんっていわゆる2.5次元界隈じゃなく、普通にテレビにも出るし子役やってたから一般的に知名度高いじゃないですか。

でもまっったくそんなこと驕らない、偉そうになんて全然しない、関わる全ての共演者とかスタッフみんなに同じように接することができるかんじの人だな〜っていう印象です。

誰よりも作品に強い思いを持ってくれてて、いつでもファンのことを考えてくれてる、須賀健太様様。

そんな須賀くんがずっとハイステやることでずっと言ってくれてて感動したのが、

「原作にすごくパワーのある台詞が多いから、毎回全力でやらないとその台詞たちが嘘になってしまう」

みたいなことです。

たしかにハイキューはめちゃくちゃ青春物語だし、作中みんなが汗水垂らして必死で試合したりしてその結果生まれた言葉が台詞になってるわけだけど、

やろうと思えば全部演技で作ることも全然出来るのに、毎回毎回実際のキャストがお話の中のキャラクターとおんなじように、全員すごい量走って動いてひとつひとつの動きとか台詞を本物にしてくれてて。

須賀くん以外のキャストもみんな、全員が同じ熱量を持ってやってくれてることが死ぬほどわかります。

ビジュアルとか演技の上手い下手どうこうよりも、そういうところでひとりひとりの気持ちがそのまんま演技に出ていて、

実際に流れてる汗とか涙で物語とリンクする、

そこが本当に大好きです。

こんなかんじでハイステが大好きになって半年ほど、俳優に落ちてからわりとすぐで渡仏してしまったから

正直公演見に行けなかったの、めちゃくちゃに悲しかったです。

ふつうに日本にいたらハマりたてで1番楽しい時期なのに、、、

もはやこの悔しさがあったから留学中余計こじらせた感があります。

見に行けなくてもレポを読み漁ったりゲネの映像見まくったりはしてました。

こんなかんじで過ごして日本に帰ってきて、やっっと行けた公演で幸せ感じてたのもつかの間、その公演で推しが卒業することが発表されました。

不運すぎん?

この日のこと、いまでもすっごく覚えてます。

「次の公演のビジュアルとキャスト発表された〜!烏野続投だな〜、ふんふん………………………………え?なに?誰?え?は?やだ、え??」みたいな。

学校行く電車の中で普通にサイト見て、

推しの名前があるはずの役名のところに知らない人の名前があって、

も〜〜〜〜頭真っ白になりました。

あまりにもショック。

絶対その1年で1番の悲しい出来事だったな。

1日中そのことしか考えれなくて、思い出しては泣き、本人のSNSの投稿とか、その時半年以上ぶりにされたブログの更新で号泣しました。

初演からずっとやってくれてたあの演技が本当に大好きだったし、

SNSに最低限のことしか書かないスタンスでも、色んなところから劇団ハイキューの人と仲よかったり大好きなのはすごく伝わってました。

もちろん他のカンパニーでの仲が良くないとかでは全くなく、その中でも劇団ハイキューはちょっと違ってた、と思う。

だからこそめちゃくちゃ悲しくて、あのメンバーの中に当たり前にいることはもうなくなってしまうんだなと考えたらその日1日中泣いてました。

このショックからようやくちょっと立ち直って慣れてきた2ヶ月後くらい、年明け早々に今度は烏野キャストの全員卒業の発表。

私がなにをしたっていうんだと思いました。

彼らを見られるのは限りある時間だったのに、そもそも出会うのが遅かった上に2公演ぶんはまず日本にいなくて見られなかった。

あとから発表されたからしょうがないけど、せっかくの推しの最後の公演は1回しか見に行かなかったし。

こんなに大好きで特別な作品でありカンパニーなのに、後悔することばっかりでした。

いつもいつも、なんであの時行かなかったんだろうとか、なんで私は見られなかったんだとかめちゃくちゃ悔しいことが多かったです。

こんなトータルすると全然公演行けてない方の弱小のファンだけど、本当に演劇ハイキューがめちゃくちゃ好きです。

だから、行けてないなりに3年間応援してきた大好きなキャストのみんなが卒業しちゃう今回の公演は、

出来るだけ後悔しないようにしたいなと思いました。

わからない人からしたら、漫画の舞台化なんてそんな大層なもんじゃないように見えるのかもしれないけど、

私はそんなかんじで今回だけは

まじで並々ならない思いで日々過ごしてて。

公演期間中はなによりもハイステを優先して生きるぞってずっと決めてました。

それにプラスして、

今回卒業するキャストのみんなが今までも今回もどんだけの思いでやってきたか、わかってる(つもり)だから、

始めに書いたみたいなど〜でもいい何気ない一言にほんとに悲しくなってしまった。

まとまりが皆無だけどなんとなくすっきりしました。悲しいです今。

昨日私にとっての1度目の卒業公演見に行ったんだけど、ほんとすごいんですよあれ

キャストの成長がキャラの成長と重なるわ、物語の3年生の引退かかってるとことか、1度きりの試合感がキャストの卒業と重なるわで

もともとの話も重いけど3割増しで重み増しとる。。

まだ最初の東京公演1回目でこれ、大千秋楽はどうなってしまうんだろう、、めちゃくちゃ恐ろしいです。

とりあえず今の公演のDVDが出る4月までは私の大好きなハイステは終わりません!

それまで後悔のないように楽しもうと思います。

寝ます。